無事に Drupal のインストールが完了し、コンテンツを提供する環境ができたわけだが、現状はいわゆる"なにもないだだっ広い空間"状態である。これではサイトを訪れてくれた人もなにがどうなのか分からず、早々にサイトを立ち去ってしまうだろう。
次にしなければいけないことはサイトの "整備" である。
何もない空間に基礎工事を施し(インターフェースの翻訳や、モジュールのインストール、テーマの適用)
道路を敷いて(ブロックや各コンテンツの配置)必要な建物をたて(ブログや、ブック、各コンテンツの記事)
訪れる人のために地図や案内看板を置くのだ。(メニューやリンク、各種ナビゲーション)
そして訪問者が増え、定住する人が現れることを見越して住人管理(各ユーザーの権限や閲覧範囲の制限)も視野に入れておかなければならないだろう。
やらなければいけないことがたくさんあったとしても、人ができることはたいていの場合ひとつだけなので地道に片付けていくのが結果的には最良の方法なのだ、という信念の下に順番に片付けていこう。
まずは日本語化だが、日本語ディストリビューションをインストールした人はすでに日本語環境になっていることと思うので、この部分は読み飛ばしていただきたい。
何らかの理由で日本語環境になっていない人、公式ディストリビューション、あるいは日本語以外のprofileでインストールをおこなった人は日本語リソースを適用することで日本語環境を手に入れることができる。
Drupal 公式サイトの Translation project の中に日本語リソースがあるのでそれをダウンロードしてこよう。
ダウンロードしたファイルはローカルに展開(解凍)しておく。中に含まれる README-JA.txt を読めば詳しい使い方が書いてくれてある。
具体的には展開(解凍)して得られる Japanese_resource フォルダーに含まれる、README-JA.txt とサブフォルダー/sites/default/ の下にある setting.php を削除し、残った Japanese_resource に含まれるファイルとフォルダを全て、サーバーのルートフォルダに上書きすれば良い。
アップロードが終わったら、言語(languages)のページから日本語を追加する。言語(languages)のページは管理セクション>サイトの環境設定>言語(Administer>Site configuration>languages)をクリックする。
言語(languages)のページではサイトがサポートする言語の一覧と各言語の設定、あたらしくサポートさせたい言語の追加などができる。デフォルトでは英語のみのはずなので、言語の追加(add language)メニューをクリックし、言語の一覧からjapaneseを選んで追加ボタン(add language)を押せば、自動的にアップロードした日本語翻訳ファイルがインストールされ、言語(languages)のページのリストに日本語が追加されるはずだ。

有効(Enabled)にチェックを入れ、規定値(Default)に設定して、保存ボタン(Save Configuration)を押そう。
これでサイトはデフォルトで日本語表示されるようになる。